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うちのHSCちゃんに合う学校はどこだろう???と悩むお母さんのための【HSCの志望校選び】シリーズ!
第7弾は学習院女子中等科・高等科。
オンライン説明会、リアルの校内見学のレポートです。
この記事では「HSCを持つHSP母目線の学習院女子」を知ることができます。
学習院女子の基本情報
1885年、昭憲皇太后(明治天皇の皇后)の思し召しにより華族女学校として創立。
1887年に昭憲皇太后より賜った御歌「金剛石・水は器」を教育の基本としているそう。
その意味は次の通り。
金剛石(ダイアモンド)も磨かなければ光らない、
しっかり自己研鑽して、光が生まれてくるようにしましょう。
容器に合わせて形を変える水のように、人も友人によって変わる、
良き友と学びの道を進みましょう。
引用元:朝日小学生新聞 2022年1月9日号
原石の生徒同士がお互いを磨き合い、キラキラ光るダイアモンドになるんですね☆
- アクセス:
地下鉄副都心線「西早稲田駅」より徒歩3分
地下鉄東西線「早稲田駅」より徒歩10分 - 登下校:
8:20登校/17:30(冬期17:00)下校 - 制服:学習院校章の入ったセーラー服
- 昼食:弁当持参、弁当注文可
- 偏差値:61(四谷合格率80%)
- 土曜授業:あり
- 併設小学校:あり
- 併設大学:あり
意外とのびのびとした雰囲気を感じました。
学習院女子のオンライン説明会の印象
大妻と同じく、もともとあまり興味のなかった学習院女子。
でも、通える範囲の女子校はチェックしておこうかな、オンラインだし。
という軽い気持ちで説明会に申し込みました。
ところが、意外にも好印象♪
いいなと思ったポイントをご紹介しますね。
リテラシーの高さを感じさせる生徒作成の動画
他校の生徒作成動画と比べて、きっちり作り込まれている印象。
生徒の顔にはきちんとぼかしが入っているし
アクリル板を使ってお弁当を食べている姿も映っていて
メディア・リテラシーの高さとともに、安全に対する意識の高さも感じました。
大学進学だけを目的としない特徴ある学び
やはり、併設の大学があるからでしょうか。
机上の学習にとどまらず、実習・実験・原典にあたることなどを重視した「本物に触れる」学びに好感を持ちました。
技術・家庭科の授業では、新宿の伝統野菜「内藤とうがらし」を栽培したり、刺繡をしたり。
そういう手を動かす活動って魅力的。
美術系の教室も4つもある充実ぶり!
主要教科以外も豊かに学べること、主要教科も「進度」より「深度」を重視しているのも好印象でした。
充実の体育活動
都内の女子校にしてはめずらしくプールがあったり、広い敷地を活用した球技大会があったり。
また、夏の沼津臨海学校や冬の蔵王スキー教室(両方とも希望者対象)も運動好きな子には魅力的です。
うちの子は水泳はキライですが、体を動かすことはスキなのでのびのび体を動かせる環境はいいなと思いました。
望む生徒像(アドミッション・ポリシー)
オンライン説明会では、望む生徒像として次の3つが挙げられていました。
- いとわずに行動する
- 新しいことに挑戦する
- 正直と思いやり
まじめで前向きな子にきてほしいという感じでしょうか。
学習院女子の校内見学の印象
オンライン説明会でよい印象を持ったので、校内見学会にも行ってみることにしました。
当日の流れ順に印象に残ったことをピックアップします!
構内の広さにびっくり!
とにかく広~~~い!
郊外にある大学みたい!と思ったら、学習院女子大学と同じ敷地内にあるそう。
まさに「広大」ということばがぴったりで、緑は豊かだし、グラウンドも広い!
テニスコートは6面もあり、授業でもテニスをするそうです。
ほかに、バレーコートとバスケットコートもあります。
バレーコートは4面のテニスコートとしても使えるそう。
この伸びやかな雰囲気はなにものにも代えがたい魅力ですね。
建物は新しくピカピカ
校舎も新しくてピカピカです!
明るい色調の木がベースで気持ちのいい空間でした。
ただ、ふだんは生徒のエレベータ使用はできないそう。ザンネン!
おなじみのあいさつチェック
毎回あいさつチェックは欠かしません。
校門の警備員さん、先生方、生徒さん、みなさんあいさつちゃんとされてました。
人によって「こんにちは」だったり「ごきげんよう」だったり。
みんながみんな「ごきげんよう」なわけではないんですね。
場所を聞いたときに、先生がステキな笑顔で親切に教えてくださったのが印象的でした。
学習院グッズ販売特設会場
売店近くの教室にオリジナルグッズの販売会場が設けられていました。
さすが、初等科~大学まである学習院。グッズの充実ぶりがすごい!
帰りに寄ると混むだろうと、校内見学の最初に行き、娘は消しゴムをゲットしました!
「さくまサン」というキャラクターだそうです。
予想通り、帰りは小学生女子でごった返してましたよ^^。
トイレチェックも欠かしません
トイレに校風が出ると思っているテル。
毎回、必ずトイレチェックします。
学習院女子のトイレもキレイで気になるところはありませんでした。
学習院女子の個人相談会の印象
意外と自由でのびのびした印象を受けたので、そのあたりを中心に先生に聞いてみました。
先生がやさしくておっとりした印象
対応してくださったのは女性の先生だったんですが、すごくやさしいおっとりとした印象の方でした。
この先生がとってもよかったので、学習院女子のイメージがさらにアップしました!
こういう生徒に育てたい
個人相談のブースでも先生にアドミッション・ポリシーを聞いてみました。
オンライン説明会では「望む生徒像」のお話がありましたが
個人ブースの先生は「特にアドミッション・ポリシーはない」とおっしゃっていました。
ただ「こういう生徒に育てたい」というお話をしてくださったのでご紹介します。
勉強でも、課外活動でも、体育でも芸術科目でも
他の人と協力しながら自分らしさを発揮できる生徒
また、勉強面では次のようにおっしゃっていました。
- 自分で表現できる
- 自分で説明できる
- 自分で考えをまとめて発表できる
個性と自主性を育てたいという気持ちを感じました。
学校生活はどんな感じ?
部活や委員会などにいろいろ参加すると忙しくなるというお話でした。
どこの学校でもそこは同じですね。
ただ、やりたいことが思い切りできるので、忙しくても楽しいとのこと。
校則は厳しい?
自分で考えて、決めて、行動できる人になってほしいため、校則は少ないそうです!
大枠はあるけれど、そのなかでは比較自由度が高く厳しくないんですって。
基本的にまじめな生徒が多いようなので、そこまで厳しくする必要がないという面もあるみたいです。
学習院女子のHSC的気になるポイント
何度も書いていますが、意外にのびのびした学校です。
なんとなくのイメージで厳しい学校だと思い込んでいました(^_^;)
敷地が広いので、生徒数も多いのかと思いきや、1学年約200名でマンモス校というわけでもありません。
そんな学習院女子の気になるポイントは2つだけ。
通学に乗り換えが必要
できれば、電車一本で通える学校を希望するわが家にとって、乗り換えが必要なのは悩みどころです。
同級生はお金持ちの子ばかり!?
今回は土曜日だったからか、車で送迎の子がたくさんいました。
その車が高級車ばかり!
どこの私立校でもそうなのかもしれませんが、親子ともに入学後のおつきあいがちょっと心配です。
やっぱり足を運ぶのがいちばん!
イメージだけで「厳しそう」と思っていても、実際に行ってみると印象が違うこともありますね。
一緒に行ったうちのHSCも「意外とよかった」と言ってました!
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中学受験を決めると、HSCの志望校選び悩みますよね。HSCに合う学校を選び方を3ステップで紹介しています。また、志望校を選ぶときのチェックポイントも合わせて紹介します。
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参考文献:
・学習院女子中等科・高等科 学校案内
・『首都圏版 中学校受験案内 2022年度用』 声の教育社
・朝日小学生新聞 2022年1月9日号
参考URL:
・学習院女子中等科・高等科 https://www.gakushuin.ac.jp/girl/