【中学受験】HSCの志望校選び|大妻中学高等学校編

HSP母のテルです。

はじめての方はこちらもどうぞ♪テルのプロフィール

うちのHSCちゃんに合う学校はどこだろう???と悩むお母さんに向けた【HSCの志望校選び】シリーズ!

第5弾大妻中学高等学校

リアルの学校説明会&校内案内に行ってきましたよ。

この記事ではHSCを持つHSP母目線の大妻中学高等学校を知ることができます。

大妻中学高等学校の基本情報

1908年に大妻コタカが創立した113年の歴史を持つ伝統校

校訓は自分を律するための言葉恥を知れです。

  • アクセス:
    地下鉄半蔵門線「半蔵門駅」より徒歩5分
    地下鉄新宿線・東西線・半蔵門線「九段下駅」より徒歩12分
    地下鉄新宿線・有楽町線・南北線「市ヶ谷駅」より徒歩10分
    JR中央線・総武線「市ヶ谷駅」より徒歩10分
  • 登下校:
    8:25登校/18:00下校
  • 制服:オーソドックスなセーラー服
  • 昼食:弁当持参、カフェテリアでの購入可
  • 偏差値:55(四谷合格率80%)
  • 土曜授業:4時間
  • 併設小学校:なし
  • 併設大学:あり

ひとことで言うと伝統と最先端のミックス校だと感じました。

オンライン学校説明会での大妻中学高等学校の印象

もともとは子どもの入りたい部活がなく、志望校候補から外れていた大妻。

でも、一応見ておこうということで、オンライン学校説明会を視聴しました。

あまり期待していなかったので、メモも取っていませんでした(^_^;)

家族3人でなんとなーく見終わった感想。

意外といいね

雑な感想ですみません!

もうひとつ付け加えるなら、イヤなところがない学校、という印象を持ちました。

でも、実はこれってテルがすごく重要視してるポイント。

マイナスがない=幸せだと思ってます。

大妻中学高等学校の学校説明会&校内案内の印象

オンライン説明会の印象がよかったので、リアルの説明会にも申し込んでみることに。

意外なことに、あっさりと予約が取れました!

コロナで人数制限をしているのか、説明会の予約取りづらいですよね(^_^;)

これまでいろいろ調べてきて、私立女子校の学習内容にはそれほど大きな差があるわけではないことが分かってきました。

どこに行ってもハイレベルな勉強ができるという印象をテルは持っています。

なので、今回から学習面については、ほかの学校と特別違う面に絞ってレポート。

その分、感覚的な印象=肌感重視でお届けします。

建物の印象

地上9階、地下1階の建物は新しく、まるでオフィスビルのよう!

ガラスが多く、太陽光がキラキラと入ってきて明るい印象で、窓辺の緑に心が和みます。

ただ、校庭やプールはなく、屋上や体育館で運動するようです。

テル的にはそうじが行き届いているのが好印象でした。

説明会場の空気

説明会場の大妻講堂に入るとクラシック音楽が大きめの音量で流れていました。

しかも、少し激しい感じの曲だったので、ちょっと違和感。

でも、マンダリン部の演奏と聞いて納得。

活躍している部活のようです。

講堂は、木がふんだんに使ってあって落ち着いた雰囲気。

2階席まであって、小ぶりのコンサートホールのようです。

到着順に案内され、1席ずつ空けて座りました。

説明会後は、到着順のブロックごとに校内見学へ。

きれいだし、きちんとしているし、ここも好印象でした☆

おなじみのトイレチェック

学校訪問のたびにトイレチェックするテル(^_^;)

講堂のトイレと校舎のトイレの2か所をチェックしてきました。

両方ともそうじが行き届いていてキレイ!

講堂のトイレに至っては、新しめのホテルのような造り。

さらに、使用中かどうか一目で分かるサインまでついていました。

校舎のトイレはもっと簡素でしたが、清潔感はバッチリ。

トイレに関しては文句なし!です。

これまたおなじみのあいさつチェック

先生や警備員さんがきちんとあいさつしてくださいました。

特に、警備員さんは歩いてくるすべての保護者と小学生に「おはようございます」と声をかけていました。

感動!

生徒さんたちは授業中だったので、すれ違ったのは体育の授業へ向かうひとりだけ。

大きな声で「こんにちは!」。

「うん、この学校はきちんとしている」と思いました。

こちらもおなじみ、アドミッション・ポリシー

テルが毎回、先生に聞く質問。

「どんな子どもに入学してほしいですか?」

大妻の回答は

どんなお子さんでも。

実は、春の『よみうりGENKIフェスタ』でも同じ質問をしたんですが、回答も同じでした。

ただ、ことばの端々から感じたのは

伸びしろのある子に入ってほしいんじゃないかなということ。

入学時に基礎的学力がついていて、その後の6年間でさらに伸びるポテンシャルがある子に入ってほしいのかな

という印象を受けました。

先生方の印象

先生方もみなさん感じがよかったです。

校長先生は企業出身で校長就任5年目とのこと。

バリキャリの女性という感じで、頼りになる印象を受けました。

個別相談会でお話しした先生は、情熱を持って教育に取り組んでおられる様子がヒシヒシと伝わってきました。

先生方が熱を持って仕事をしている学校はいいですね。

生徒もエレベータを使える!

ほかの学校ではチェックしてなかったエレベータ。

大妻には大きめのホールにエレベータが何基かあり「生徒も使っています」とのこと。

10階建てだから、さすがに階段はきついですよね。

ふだんから生徒もエレベータを使っていいのはありがたいです。

一流講師を招いての「探求講座」

すごいなぁと思ったのが、外部から一流の先生方を招いての探究講座

STEAM探求講座(総合的な探究の時間)

STEAM – Science, Technology, Engineering, Arts, Mathematics

これらを横断的に学ぶというもので、大学の先生を招いて講座を開いたり、

青山学院大学アカデミックライティングセンターと連携して論文の書き方を学んだり。

一流の方たちから直接話を聞く機会があるのはすばらしい!と感じました。

医療系探求講座

こちらは希望者対象で、21世紀に求められる医療人材の育成講座。

現役の医療従事者や医学研究者による講座や医療系小論文、面接指導があるそう。

医療の道を志している人には心強いですね。

大妻中学高等学校のHSC的気になるポイント

とてもいい印象をもった今回の学校説明会。

でも、もちろん気になる点はいくつかありました。

完璧な学校は存在しないですもんね。

教頭先生の「〇〇させる」という表現

教頭先生のお話もあったんですが、何度も「〇〇させる」という表現が出てきて気になりました。

生徒に「~させる」というのは、先生が上で生徒が下、生徒は先生の言うことを聞くものだという意識がにじんでいるように感じます。

ほかの先生からはそういう言葉はなかったので、教頭先生個人の考え方だといいんですが

学校全体がそうだと、HSCにはちょっと締めつけがきつすぎる気がします。

あいさつを返さない保護者と小学生

先生、生徒、警備員さん、みーーーんなあいさつしてくれるのに、説明会に来ている保護者と子どもはちっともあいさつを返しません。

なぜ???

この人たちと同級生になるのってどうなんだろう、と思ってしまいました。

学校の教育が「あいさつをきちんとしよう」というものなら、子どもはきっとあいさつできるようになるとは思いますが。

忙しくないと言いつつ、忙しそう

個人相談のときに聞いてみたいつもの質問。

「そんなに忙しくないですよ。ちょっとゆるすぎるくらいです。」

というお答えだったものの、たぶん、そこそこ忙しいと思います。

なぜなら、その先生、ガチガチの進学校から転任されてきたとおっしゃっていたからです。

「前の学校と比べれば」忙しくない、という意味のようでした。

その分、入学してからの学習サポートは手厚い印象を受けました。

HSCの個性と校風が合うかどうかがカギ

生徒の自主性の任せるというよりは、先生のフォローが手厚そうな大妻。

その分、忙しかったり厳しかったりする面が少しあるのかなぁと感じました。

ほかの学校もそうですが、忙しさや厳しさの程度がそれぞれのHSCちゃんの許容範囲かどうかがポイントですね。

記事を読んで大妻に興味を持ったら、実際に学校に行ってみることをおすすめします!

\follow me!/



参考文献:
・大妻中学高等学校
 学校案内
・『首都圏版 中学校受験案内 2022年度用』 声の教育社

参考URL:
・大妻中学高等学校 https://www.otsuma.ed.jp/