主人公がHSP?『凪のお暇』を観ると主人公と一緒に成長できる!

HSP主婦のテルです。

はじめての方はこちらもどうぞ♪テルのプロフィール

主人公がHSPっぽいという記事をネットで見つけて、ドラマ『凪のお暇』を観てみました。

「HSPの話なのかな?」と軽い気持ちで観はじめたんですが

結果、めちゃくちゃハマってしまいました(^_^;)

家族がいるとゆっくり観られないので

休みの日なんかは続きが気になって気になってソワソワするくらい。

そして、ネット記事の情報通り確かに主人公がHSPっぽいです。

このドラマを観ると、勇気づけられて主人公と一緒に成長できる

すべてのHSPさんにおすすめです。

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※できるだけネタバレが少ないように書いてますが、ここから先ご注意ください

『凪のお暇』とは?

 

2019年にTBSで放送されたドラマで、原作はコナリミサトの同名マンガです。

主演は黒木華、彼氏役が高橋一生、アパートの隣人で不思議な魅力のDJは中村倫也

空気を読みすぎる28才のOL、大島凪が主人公。

自分を押し殺して周囲に合わせて生きてきた凪は

彼氏のあるひと言がきっかけで過呼吸を起こします。

会社をやめてスマホも解約。

家財道具もすべて処分して布団だけで郊外のボロアパートへ引っ越す・・・

というストーリーです。

まさに人生のリセット!ですね。

第1話前半20分、昔の自分を見ているようで心が痛い

第1話の前半20分がけっこうツライです・・・

仕事のミスを凪のせいにする同僚、なにも言わずミスをかぶる凪。

お弁当を持ってきているのに、同僚に誘われ断れずにランチへ。

そこでマウンティングされ、SNS用に撮った写真では自分だけ半目。

夜になると、同僚たちは仕事を凪に押しつけ飲み会へ。

さらにはLINEで凪の悪口を言い合います。

北海道に住む母親からのメールには「車検」の2文字。

それを見ただけで、北海道の車検相場を調べ少し多めに振り込む凪。

振り込んでって言われたわけでもないのに。←めちゃHSPっぽい!

会社の人気者の彼氏我聞慎二は自己チューでマウンティング気味。

目がコワイんです・・・

同僚との会話で、凪についてひどいことを言っているのを聞かれて、凪を過呼吸に陥れます。

空気を読みすぎるところイヤなことをイヤだと言えないところが過去の自分と重なり、観ててもうなんか心がえぐられます(T^T)

だんだんと自分を取り戻す凪ちゃん

引っ越しとともにサラサラのストレートヘアから地毛の天然パーマに戻し、自分を変えようとする凪。

スーパーでレシートの間違いを見つけて申し出るかどうか

ものすごーーーく迷ったものの意を決してレジの人に声をかけます。

ほかにも、自分から知らない人に声をかけてみたり

欲しくないモノを買うことを勧められたときにちゃんと断ったり

それまで、できなかったことに少しずつトライして自信をつけていく凪ちゃん

その様子がすごくいいんです!

観てるほうは「がんばれーっ」て応援しちゃうし

凪ちゃんができなかったことをひとつクリアするたびに一緒に成長できた感覚を味わえます。

1話観るたびに自分もなにかひとつ小さな目標を作ってそれを達成していく。

そんなふうに凪ちゃんと一緒にがんばりながらドラマを観るのも楽しいんじゃないかな~と思います。

小さな一歩を踏み出す背中を押してくれる、そんなドラマです。

凪ちゃん以外もHSP???

はじめは「確かに凪ちゃんってHSPっぽいなぁ」と思いながら観てたんです。

でも、回が進むごとに「あれ、この人もHSP?」

「こっちも人の顔色をうかがうタイプ?」と意外な展開に。

ほかにも、空気が読めない人毒親空気クラッシャー(空気を壊す人)・・・

いろんなタイプが出てきます。

そして、それぞれがいろんな事情、感情を抱えながら生きている。

それぞれのキャラクターはデフォルメされてるものの、とってもリアル。

あー、こういう人いるよね!のオンパレードです。

こんなふうに人間の内面を描くドラマっておもしろいです!

テルは、マウンティングばっかりしてる同僚の足立さんって

なに考えてるんだろうと気になりました。

最後のほうにチラッと彼女のことも出てくるんですが、もうちょっと掘り下げてほしい!

足立さん主演のスピンオフとかあったら観てみたいと思いました。

HSP主婦テルの共感ポイント

凪ちゃんを見ていると自分に似たところがけっこうあって共感しまくりました!

節約が唯一の趣味

凪ちゃんの唯一の趣味は節約なんですが、テルも節約大好きです。

もしかして、HSPさんって節約好きな人多いのかなーなんて思いながら観てました。

凪ちゃんはこまめに電源オフしたり、お弁当や水筒を持ち歩き豆苗を育てて食べてます。

テルも電源オフ&水筒持ち歩き、します!

凪ちゃんは料理上手なところがテルとは違いますが(涙)。

凪ちゃんもテルもお金を節約すること自体が目的というより

そうすることが「普通」という感覚な気がします。

レシートの間違いを指摘するとき、すごく迷う

これ、すっごく分かる!と思いました。

言おうかどうしようかって迷ってる時間が長いんですよね。

イヤな顔されたくないな、とか、もしかして間違いじゃないかも、とかいろいろ考えちゃうんです。

でも、テルは90%の確率で指摘する派です!

迷うのは迷うんだけど

「でも、わたしのお金だよね?間違ってるの向こうだよね?遠慮する必要ないよね!」

とエイッと声を上げるのです。

たまにテルの勘違いってこともありますが

モヤモヤを抱えたままよりは恥かいてもスッキリしたほうが気分がいいです。

NOが言えなくてすぐ流される

断るって難しいですよね。

NOというよりYESと答えるほうがラクです。その場では・・・

でも、あとからじわじわと「ちゃんと断ればよかった。」と後悔してしまうのです。

  • お弁当があるのに断れずに同僚とランチに行ってしまう凪ちゃん
  • 自分の仕事で手一杯なのに人の仕事まで引き受けてしまう凪ちゃん
  • 断れないからなめられて下に見られてマウンティングされる凪ちゃん

はい、「凪ちゃん」を「(過去の)テルちゃん」に変えて読んでも違和感ありません( ;∀;)

今はだいぶ断れるようになりましたけど、過去のテルは凪ちゃんと一緒でした。

タイプの違うHSP登場(ネタバレあり)

はじめは、ただのモラハラクズ彼氏のように描かれていた慎二ですが

徐々に彼も空気を読むタイプだということが分かってきます。

でも、凪ちゃんと慎二ではタイプが違うんですよね。

テルの推測では凪ちゃんは「内向型HSP」、慎二は「外向型HSP」なのではないかと。

凪ちゃんに共感しまくったテルですが、同時に「凪ちゃんっていい人すぎるなぁ。」とも思いました。

慎二がHSPっぽいと分かってくると、慎二に共感してしまったんですよね。

テルは「内向型HSP」ですが、成長過程でだんだんと「外向型」の仮面をつけるようになってきました。

だから、慎二の空気読んで周りが喜ぶようなことを積極的に言ったりしたりして・・・

という行動にも共感してしまったわけです。

慎二以外にも、本当にいそうないろんなタイプの人が出てくるので

それぞれに共感できるところもこのドラマの魅力です♪

空気を読んでは神経をすり減らすHSPさんにおすすめ!

ドラマの中に「空気は読むものじゃなくて吸って吐くものだ。」というセリフがあります。

ほんとにそうだな~~~と深く共感。

空気っていつから読むものになったんでしょう。

空気を読みすぎて疲れてしまっているすべてのHSPさんに観てほしいドラマです。

ドラマを観ながら凪ちゃんと一緒に小さな一歩を踏み出せば

ちょっとずつ成長できると思います!

くれぐれも凪ちゃんみたいにいきなりすべてを捨てちゃわないでくださいね。

一歩ずつですよ。

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