HSP恋愛映画の解説つき上映会感想♪オンラインで視聴できます!

HSP概念の提唱者、エレイン・アーロン博士監修のHSP映画第2弾の上映会に行ってきました!

2作目のタイトルは繊細なあなたが恋に落ちるとき(原題 “SENSITIVE AND IN LOVE” )。

タイトルの通り、HSPの恋愛を描いた映画です。

今回の上映会は、神経セラピストである浅井咲子先生の解説つきという豪華版だったので、その様子もレポートします!

この記事を読むと、アーロン博士の恋愛映画の概要と登場人物の愛着スタイルについて知ることができます。

『繊細なあなたが恋に落ちるとき』の概要

前作のセンシティブ 語られなかった物語はドキュメンタリー映画でしたが、本作はドラマ仕立て。

なんと、アーロン博士も夫であるアーサー・アーロン博士とともにご本人役で出演されています!

ちなみに、アーサー・アーロン博士はあの有名な「恋のつり橋理論」を実験した心理学者です。

つり橋を渡るドキドキから恋に落ちてしまうというアレですね。

登場人物

ロブジェシカというHSPの兄妹の結婚、恋愛を軸に話が展開されます。

主な登場人物は次の通り。

  • ジェシカ:HSS型HSP
  • ロブ:内向型HSP
  • ライル:非HSP
  • 兄妻 マリア:非HSP
  • 元カレ トッド:?
  • 今カレ マーク:非HSP
  • ジェシカの親友 リジー:非HSP
  • セラピスト ジーナ:HSP
  • 継母 サラ:?

?は映画を観ただけでは分からなかった部分です。

ストーリー

ジェシカとロブはフィリピン系アメリカ人。

ジェシカはアメリカ、ロブはフィリピンで暮らしています。

ストーリーは、ジェシカが彼氏のトッドから「繊細であること」を責められ、別れるところから展開していきます。

その後、ジェシカは心の傷を癒すためロブのところへ。

フィリピンでの経験を通して自分を取り戻していくというストーリー。

『繊細なあなたが恋に落ちるとき』の感想

ここからはわたくしテルの感想です。

できるだけネタバレしないように書きましたが、まだ内容を知りたくない人は読み飛ばしてくださいね。

場面転換の早さとジェシカの行動に困惑して集中できない序盤

1作目もそうだったんですが、場面が細切れによく変わるのでそれに慣れるのに少し時間がかかりました。

上映会で観たので、他の参加者に意識が向いてしまって集中できなかったのかもしれませんね(^_^;)

それとジェシカ!

HSS型のアメリカ人ということで、内向型の日本人であるテルには???の行動が多くて気になってしまい、序盤は集中できませんでした。

  • アメリカ人のHSPは、そんなに露出度の高い服ばっかり着るの?とか
  • HSPでもそんなにはっきり言えるんだ!とか
  • マニラをひとりで観光とかわたしには無理!とか

本筋には関係ないとこが気になって気になって・・・

これもHSPあるあるかもしれないですね(^_^;)

兄と妹の愛着スタイルの違い

兄のロブは結婚して妻と良好な関係を築いているけれど、ジェシカはいろんな人とつき合っては別れる、を繰り返しています。

同じHSPでもこの差は、愛着スタイルが影響しています。

ロブは回避型、ジェシカは不安型の愛着スタイルを持っていて、これが恋愛に深く影響しているのです。

映画のなかの言葉を借りると
回避型は「誰も必要ないと思う」タイプ
不安型は「相手を喜ばせようとする、その人しかいないと思う」タイプです。

ロブは妻マリアと安定した関係を築いていますが、ある出来事をきっかけに彼女から離れようとします。

これは、問題が起こったときに相手から離れようとする回避型の特徴です。

不安型のジェシカに共感

問題が起こったときマリアから離れようとしたロブにはまったく共感できませんでした。

でも、ジェシカの気持ちは、理解できてしまうテル・・・

客観的に見て最悪な彼氏トッドを失うまいと必死につなぎとめようとするあたり「はぁ〜、イタイ・・・」と思いつつも他人事とは思えない。

それに、ジェシカは新しい彼氏マークと親密になるのもすごく早い!

これも不安型の特徴。

テルは回避型と不安型の混合型ですが、不安型が強いのでジェシカに共感してしまうわけです。

映画を観ると、ロブかジェシカのどちらかの気持ちが分かりすぎてツライタイというHSPさん、多いんじゃないでしょうか。

恋愛映画だけどテーマは親子関係

なぜ、ふたりはそんな愛着スタイルを身につけてしまったんでしょうか?

それはふたりの生い立ちに関係があります。

ロブは父との関係、ジェシカは継母との関係から、それぞれ回避型、不安型の愛着スタイルを身につけてしまったのです。

親との関係性が結婚や恋愛における人間関係に大きな影響を与えるんですね。

この映画は恋愛映画だけど、最終的なテーマは親子関係なんだと思いました。

神経セラピストによる登場人物の愛着スタイル解説

さて、今回の上映会では、神経セラピストの浅井咲子先生の解説を聞くことができました!

なんてスペシャル♪

浅井先生は公認心理士でもあり、ポリヴェーカル理論の専門家で、著書も多数というビッグなお方。

でも、すっごくかわいらしい方です。

さっきの登場人物の表に、先生の解説から愛着スタイルを入れてみると・・・

  • ジェシカ:HSS型HSP/不安型
  • ロブ:内向型HSP/回避型
  • ライル:非HSP/回避型
  • 兄妻 マリア:非HSP/安定型
  • ジェシカの元カレ トッド:?/無秩序型・ナルシシスト
  • ジェシカの今カレ マーク:非HSP/安定型
  • ジェシカの親友 リジー:非HSP/安定型
  • セラピスト ジーナ:HSP/?
  • 継母 サラ:?/回避型・無秩序型

?とあるのは先生の解説になかったところです。

無秩序型とナルシシストとは?

元カレ トッドと継母 サラのところに無秩序型というのが出てきます。

これは、回避型の親密さを恐れる、不安型の見捨てられることを恐れるという両方の特徴を持ったタイプのことです。

しかも、その両方の特徴がランダムに現れ、虐待やネグレクトの経験がある人に多いそうです。

劇中では完全に「ヤバすぎる人」でしたが、トッドにもなにか辛い過去があるのかもしれませんね。

また、ナルシシストは、共感性が低く、自己中心的かつそれが当たり前だと思っている人

自己愛が強く、他人の痛みが分からない、ふたりの関係性を深めることができないという特徴があり、浮気性の場合も。

常に、利用できる相手、操作できる相手を探していて、不安型はナルシシストにつかまりやすいそう!

怖いですねっ。

不安型のHSPさん、ナルシシストに出会ってしまったら即逃げましょうね!

レジリエンスと自動反応

浅井先生のお話のなかに出てきた言葉にレジリエンスと自動反応があります。

レジリエンスとは、回復力を意味する言葉です。

ストレスに直面しても大丈夫だと思える力、成長する力のことです。

先生は「起き上がり小法師のように」と例えていました。

このレジリエンスを高めることで強くなれるのだそうです。

自動反応とは、箸が使えることや自転車に乗れることのように一度体が覚えたことが自然に出る反応のことだそう。

愛着スタイルもこれと同じで自然に出てくる反応なのだとか。

体のクセみたいなものなので、出て来てしまったら「あ、これ自分のパターンだ」と気づき

「変えよう!」と意識して何度も訓練することで変えられるとのこと。

先生曰く反復と努力で抜けられる

この言葉、心強いですね。

テルも反復と努力で不安定な愛着パターンから抜けていきたいです!

アーロン博士のHSP恋愛映画をオンラインで観るには?

浅井先生の解説はついていませんが、映画本編はオンライン視聴できます。

↓日本語字幕版のレンタルまたは購入はこちらのサイトから。
https://sensitivethemovie.jp/

レンタル3日間600円、購入1,300円で、全作とも予告編あり。

1作目のセンシティブ 語られなかった物語3作目の『HSPのパートナーシップ〜アーロン博士夫妻の幸せの種明かし』も同じサイトからどうぞ。

3作目は2作目を基に解説してあるので、2作目のあとに観ることをおすすめします。

ちなみに、上映会主催者の皆川公美子さんは、テルが所属しているHSP未来ラボの主宰者でもあります!

HSPがよりよい人間関係を築くヒントになる映画

愛着スタイルは親密な関係において特に影響が強く出ますが、人間関係全般にも無関係ではありません。

自分の愛着パターンが気になる人、よりよい人間関係を作りたい人はぜひ観てみてくださいね!

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