アーロン博士のHSP映画の紹介と感想

HSP研究の第一人者、エレイン・N・アーロン博士の映画 SENSITIVE THE UNTOLD STORY を観てきました(^^♪

邦題:センシティブ 語られなかった物語

アーロン博士の本は何冊か読みましたが、本に比べるとやっぱり映像は分かりやすい!

今回は、HSPさんや、周りにHSPさんがいて彼らのことをもっとよく知りたいと思っている方に、この映画をご紹介します。

HSP研究の第一人者エレイン・N・アーロン博士について

映画のご紹介の前に、アーロン博士について少し説明しますね。

エレイン・N・アーロン博士はアメリカの心理学者です。

19 91年に高敏感性の研究を始め、1996年に『ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。』という本の中でHSP=とても敏感な人という概念を提唱しました。

アーロン博士自身もHSPで、心理療法を受けていたころにセラピストから「敏感だ」と指摘されたのをきっかけにHSPの研究を始めました。

このセラピストも自分のことを敏感だと感じていたそうです。

だからこそ、博士の敏感性にも気づくことができたのでしょうね。

※『ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。』の刊行25周年を記念して、2020年に改訂版『敏感すぎる私の活かし方』(パンローリング株式会社)が発行されました。

HSPについて詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
HSPってなに?セルフチェックとHSPの特徴

アーロン博士のHSP映画の内容

この映画はドキュメンタリー映画で以下のようなHSP当事者へのインタビューが満載です。

  • アーロン博士や他の科学者
  • スポーツ選手
  • 大学生
  • ビジネスリーダー ・・・などなど


その中のひとりとして、グラミー賞受賞歌手アラニス・モリセットさんも出演されています!

こんなすごい方もHSPなんですね。なんだか勇気づけられます。

また、インタビューやドラマ仕立ての家族のストーリーなどを通して

  • HSPが科学的根拠がある生まれつきの神経系の特徴であること
  • HSPが日々どういう感覚で過ごしているか


などが分かりやすく描かれています。

アーロン博士のHSP映画の感想

ここからはテルの個人的な感想です。

まず、なんといっても分かりやすい!!すみません、2回目ですね。

でも、ほんとに、本から入ったテルとしては映像の分かりやすさを強調したい!

アーロン博士は心理学者つまり学者さんなので、文字で読むと情報がちょっと難しかったりするんですよね。

テルが文系頭で科学的なことを受けつけない脳ミソをしてるせいでしょうか???

難しいところはついつい読み飛ばしてしまうんですよね・・・

でも、映画は映像と音声なので、科学者のお話などちょっと難しいところがあってもなんとな~く頭に入ってくるところがよかったです。

テルの場合、難しいところはあくまで「なんとな~く」ですけどね。

水は好きだけど顔や耳に水がかかるのが耐えられないHSC

この映画の中ではHSPがどういう感覚を持っているかを分かりやすく伝えるようなエピソードがいろいろ出てきます。

そのひとつに、水は大好きなんだけど顔や耳に水がかかるのが耐えられなくてなかなか泳げるようにならないHSCの話がありました。

実は、テルも子どものころ顔に水がかかるのが嫌いで、初めて顔をつけて水に浮かぶことができたのは小学校2年生のときでした。

テルの子どももようやく泳げるようになりましたが、ゴーグルをつけていないと顔を水につけられません。

髪を洗うときは顔に水がかからないように気をつけていますし、耳に水が入るとすごく嫌がります。

でも、水遊びは大好きなんです。

まさか、これがHSCあるあるだったとは・・・

これでうちの子がHSCだという確信が持てました。

見なくても相手がどこにいるか分かるハンドボール選手

映画には、アラニス・モリセットさんはじめHSP当事者のインタビューが出てくるんですが、その中でも特に印象に残ったのがハンドボール選手の話でした。

ハンドボールでは、周りの状況をよく見ながらパスを出したりドリブルをしたりするそうなんですが、この選手はこんなことを言っていました。

「周りを見なくても味方がどこにいるか分かるから相手を見ずにパスできるんだ」

すごくないですか?!

テルは運動神経が致命的にニブいので、同じHSPでもこんな感覚を味わったことがありません。

でも、運動能力に恵まれているHSPなら動きながらでも気配だけで敵や味方の位置を把握できるんですね。

ある家族の物語

HSCの男の子を育てる夫婦がドラマ仕立てで出てくるんですが、これも印象深かったです。

学校でいじめられた息子のことを夫婦で話し合っているときに、お父さんが「男なら自分で立ち向かわせろ!」みたいなことを言うんですね。

で、その会話を息子がこっそり聞いているという・・・

別の男性HSPへのインタビューでは、子どものころ軍人の父に「ケンカに勝つまで家に帰ってくるな」と言われたエピソードも紹介されていました。

HSPの男女比は同じなのに、男性は強くあるべきという固定概念がある分、女性以上に苦しんでいる男性HSPさんは多いのかもしれないと悲しくなりました。

上映会の会場にも男性がけっこういらしていましたよ。

HSP映画はどこで観られるの?

上映会の主催者が「この映画が地上波で放送されればHSPの認知度がもっと上がる」とおっしゃっていましたが、ほんとにその通り!

H SPについて分かりやすく説明されているので、もっと多くの方に見ていただいてHSPへの理解が進むといいなと思います。

ちなみに、テルが行った上映会は英語音声に日本語字幕つきでしたよ~。

2021年4月11日現在の上映会情報は以下の通り。

上映会場が遠い!近いけどコロナだから行きたくない!という方はAmazonプライムでも観られます(*’▽’)

ただ、残念なことに、こちらは英語音声で日本語字幕なしなんです。英語が得意な方はぜひ。


アーロン博士のウェブサイトからも購入・レンタル可能ですが、リンクを開くと英語のページに飛ぶのでこちらも日本語字幕はないと思われます。
https://sensitivethemovie.com/

本を読んでいてもいなくてもHSPさんにおすすめ!

この映画はアーロン博士の本を読んだことがある方にもない方にもおすすめです。

読んだことがある方は映像と音声でより一層理解が深まるし、そうでない方にもHSPがどういうものか分かりやすいと思います。

距離と言葉の壁がある方もいらっしゃると思いますが、ひとりでも多くのHSPさんに観ていただきたい映画です。