HSP才能発見★数秘カウンセラーのテルです。
はじめての方はプロフィールもどうぞ♪
これを書いているのは2月入試直前。
先取り学習一切なし、父母の中学受験経験なしの状態で、新小5から『進学くらぶ』のみで受験勉強をはじめたわが家。
そんなわが家の新小6からの1年間を、もうすぐ受験が終わるこの時期に記録しておこうと思い立ちました。
わが家のように、中学受験の前知識なしでみんなから遅れて中学受験をはじめるご家族の参考になればうれしいです♪
【新小5~6年5月】四谷大塚の通信教育『進学くらぶ』を受講
うちの子は、新小5からの1年間は『進学くらぶ』のみで受験勉強を続けていました。
親も一緒に映像授業を見ながら、分からないところは親が教えるスタイル。
夫が算数、テルが国・理・社を担当。
夫は自分もすべての問題を解くため時間がかかりすぎるので、理科までテルが担当するハメに…
テルは理系は苦手で、特に理科なんてチンプンカンプンなのに(T_T)
子どもの理科の成績が伸び悩んだのはそのせいだと思います…
中学受験をさせる気なんてなかったのに、夫のひと言から中学受験がスタート!受験するかどうか~塾まで1週間で決めたわが家の体験談です。
『進学くらぶ』のメリット
さてさて、そんな家族総出の『進学くらぶ』での受験勉強。
そのなかで感じたメリットをお伝えしますね。
家で勉強できる
いちばんのメリットは、家で勉強できること!!
これに尽きます。
通塾する時間もかからないし、家庭教師の先生が来ることでの親の精神的負担なんてものとは無縁。
お風呂に入ったあとに濡れた髪でパジャマで視聴してもOK!
時間や場所の制約がないのが通信教育のいいところですね。
親が受験勉強に深く関わることができる
デメリットと表裏一体ではあるんですが^^;
親が一緒に勉強することで、家族みんなで受験に向かうという一体感が生まれました。
というのは精神面の話ですが、もっと現実的な話でいうと、6年生秋以降の過去問演習に役立ちました!
6年5月まで一緒に勉強していたので、解き直しが一緒にできたのがよかったです。
うちの子は先生に積極的に質問できるタイプではないので、解いた直後に家で直しができたのはメリットでした。
夫が言うには「子どもの学習面での成長具合も分かる」とのこと。
ただし、理科の過去問の計算問題は、テルではまったく歯がたたないので、夫にバトンタッチするようになりました。ほっ。
繰り返し視聴できる
『進学くらぶ』は映像授業なので、わからないところや聞き逃したところを何度でも聴けるのがいいところ。
過去の授業を見ることもできるので、組分けテストなどでどうしても分からないときは遡って再視聴することもありました。
塾と同じテストを受けられる
四谷大塚の塾と同じ週テスト・公開組み分けテスト・合不合判定テストなどが受けられます。
組み分けテストや合不合判定テストは会場受験も可能です。(首都圏のみ)
うちの子は5年生の間はずっと自宅受験をしていましたが、6年生の第1回合不合を会場受験。
すごく緊張してお腹が痛くなり、途中でトイレに行ったそうです(^^;
試験会場の雰囲気に慣れるという意味では、進学くらぶ生も遅くとも6年生からは会場受験をするのがよさそうですね。
そして、テストを受けたあとは「復習ナビ」という映像授業が配信されます。
これを見て、間違った問題の復習ができるんです。
至れり尽くせりのシステムですね。
費用が抑えられる
月々の費用が通塾に比べてかなり抑えられるので、親としてはとても助かります。
さらに、季節講習とそのテキスト代が含まれているのが大きい!
※通常授業のテキスト代は含まれていません。
わが家が『進学くらぶ』入会時に支払った費用の詳細はこちら。
自宅で塾と同じ教材を使って授業・テストが受けられる四谷大塚の『進学くらぶ』。その特徴と費用、申込~教材到着までの流れをまるっとご紹介!
『進学くらぶ』のデメリット
いいことづくめのように思える『進学くらぶ』にももちろん、デメリットはあります。
映像授業をぼんやりと見てしまう
そのひとつが、映像授業をただぼんやりと見てしまうこと。
一方通行の授業はどうしても退屈で眠くなりがち。
うちの子も、ただぼーっと画面を眺めているだけで理解していないということがよくありました。
親には説明できない問題がある
これは親の力量にもよりますが、わが家の場合、親が説明できない問題がどうしても出てきました。
もちろん、映像授業を繰り返し見たり、電話やメールで質問したりはできるんですが、それでも分からないこともあります。
これは通信教育の弱点だなと思います。
演習量が絶対的に不足する
家庭によって差があるとは思いますが、わが家の場合、映像授業を全部見ようとしたため時間が足りなくなりました。
映像授業をこなすのに精いっぱいで、高速基礎マスターは全く手つかずでしたし
予習シリーズの演習問題などにも手が回りませんでした。
親子間で衝突が起こる
親が子どもの勉強を見ると、どうしても感情面で衝突してしまいます。
子どもがダラダラしてイヤそうに勉強しているのを見ると腹が立ってしまいますし
夫は子どもが問題が解けなかったり、成績が悪かったりするとかなり感情的に怒っていました。
親子関係のことを考えると、これが最大のデメリットではないでしょうか。
【新小6~6年5月】個別指導塾の併用を決意
成績の伸び悩みと伴走する親の負担の限界から、進学くらぶと並行して個別指導塾にも通わせることに。
特に、算・理が苦手だったので、とりあえず、算数だけでも…ということで新小6から個別指導塾に通わせることにしました。
『進学くらぶ』+週1回の個別指導だったのですが、一向に上がらないんですよ、算数の成績が(^^;
先生はやさしく、子どもは楽しく通っていたんですが、親はなぜか先生と直接話せないシステム。
親はなにかあれば「担任」と呼ばれる管理職的な先生に相談するという形でした。
その担任の先生に成績が上がらないことを相談すると、コマ数を増やすことを提案されるんです。
春休みやGWは算数のコマ数を増やしたうえに理科も見てもらいました。
「週1回じゃなかなか成果は出ないから、週2回に…」
「週2回じゃ…3回にしませんか?」
でも、成績は上がりません。
しかも、高いんです!個別指導塾は( ;∀;)
これがいわゆる課金ゲームですね…
さすがに、不信感を持ち、ようやく四谷大塚への通塾を検討しはじめました。
ご参考までに、うちの子が通った個別指導塾の費用を書いておきますね。
- 入会金:27,500円
- 1回当たりの料金:約10,000円
※先生のランク・学年で変動
正直なところ、特別な事情がない限りは個別指導塾はおすすめしません。
もっとよい個別塾もあるかもしれませんが…
【6年6月~】ようやく四谷大塚へ通塾開始!
先ほど書いた、はじめての合不合会場受験のあと、夫が四谷大塚の校舎へ話を聞きに行きました。
そのとき「今からでも大丈夫ですよ」と力強く言ってもらい、とても印象がよかったようです。
その話を聞き、通塾に消極的だった子どもも「それなら」と決意しました。
5月の終わりにお試しで授業を受けさせてもらい、そのまま6月から通うことにしました。
この段階で『進学くらぶ』も個別指導塾もやめ、四谷大塚一本に。
ちなみに、進学くらぶ生だったということで、入会金は免除でした。
四谷大塚通塾のメリット
主に、『進学くらぶ』との比較で通塾のメリットを挙げますね。
親の負担が圧倒的に軽くなる
塾に通い始めたときは「ラクー--!」と思いました♪
家でまったく勉強を見なくていいなんて天国!って感じで。
夏期講習のときなんか、9時~5時で塾へ行っているので子どもが生まれてからいちばんラクだったかもしれません( ´艸`)
ただ、9月以降、過去問がはじまると、過去問の丸つけと解き直しでまた手がかかりはじめました。
でも、『進学くらぶ』のときのストレスと比べたら全然でした!
おかげで、夫とのけんかも減りました。
演習量が増える
高速基礎マスターを〇月〇日までに終わらせる
四科のまとめを〇月〇日までに提出
というように決められているので、イヤでも演習量が増えました。
もちろん、塾から宿題も出ますし、みんなより遅れている分、夏休みまではかなりハードでした。
でも、算数の演習量がかなり増えたので、夫はかなり満足げでした。
受験情報が手に入る
親がふたりとも地方出身で中学経験なし、コロナ1年目に東京に引っ越してきたわが家は完全に情報弱者。
塾の保護者会などで生の受験情報が入手できたのはありがたかったです。
学校以外の居場所ができる
うちの子は、通っている小学校が合わず、楽しいこともあるけどあまり行きたくないという状況でした。
けれど、塾に通い始めてみると、すぐに気の合うお友だちができ、先生たちとの関係も近かったので塾が大好きになりました。
塾が楽しくてたまらず「学校なしで塾だけがいい」「四谷大塚中学校があればいいのに」と言うほど^^
第二の居場所ができたのは、通塾の最大のメリットでした!
四谷大塚通塾のデメリット
そんな楽しい通塾ライフにもデメリットはあります。
送迎が必要
実は、テルは送迎がイヤで通塾させたくなかったんです(^^;
うちの場合、車で送迎だったので運転したくなくて…
HSPのテルにとっては、運転は緊張の連続で疲れちゃうんですよね。
夜や土日は夫が運転してくれましたが、毎回じゃないにしても運転しないといけないこと自体がストレスでした。
送迎が苦にならない人や子どもがひとりで通塾する場合にはデメリットにはなりませんね。
季節講習のときはお弁当が必要
うちの子はアトピー持ちなので、小学校にもお弁当を持たせています。
しかも、毎日ほぼ同じ中身の手抜き弁当です。
なので、テルにとっては季節講習のお弁当は負担ではなかったんですが、ふだん給食だとめんどうですよね。
これもデメリットと感じるかは人によるかもしれません。
費用負担が重い
『進学くらぶ』と比べると、通塾費用はグン!と跳ね上がります。
うちは『進学くらぶ』の5年生料金からいきなり塾の6年生料金になったので、特に差を大きく感じたのかもしれません。
『進学くらぶ』の費用には、各種テスト料金や季節講習費用(テキスト込)が含まれますが、塾に通うとそれらは別料金です。
特に、季節講習の費用は負担が大きく感じました。
通塾を選んで本当によかった!
金銭面での負担は大きくなったものの、四谷大塚の校舎へ通わせて大正解でした!
もし、やり直すなら…
新小4から『進学くらぶ』→状況を見て、遅くとも新小6までには通塾させ、個別には通わせない
という道を選ぶと思います。
ただ、わが家の場合、小4時点で中学受験の予定がなかったこと、受験を決めた時点でもコロナで通塾の不安がありました。
当時の状況を考えると、個別に通った以外はわが家の最善の選択だったといえます。
結局は、子どもとその親にあった方法がいちばん
あとから振り返れば、ああすればよかったこうすればよかったとは思います。
でも、結局はそのときどきで自分たちに合った選択をするしかない振り返って感じます。
この記事が『進学くらぶ』か通塾かで悩んでいる人の参考になれば幸いです。
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