うちの子、HSCで育てにくい・・・どうやって育てたらいいんだろう。
そんなふうに悩んでいませんか?
この記事では、試行錯誤しながらHSCを育ててきたわたくしテルが子育てのアイデアをご紹介します。
記事を読み終わると、HSC子育てのヒントが見つかり子育てに前向きな気持ちになれますよ♪
HSCはその子に合った育て方をすれば伸び伸びと育つ
HSCを育ててきたテルの結論は、その子に合った育て方がいちばん!ということです。
うちの子は赤ちゃんのときから育てにくかったので、育児書を読んだり周りの人にアドバイスを求めたりしていました。
でも、どのアドバイスも当てはまらなかったんですよね。
例えば、うちの子はうまく眠れない子でした。
特に、昼間いつもと違うことがあった日は寝つきが悪く、やっと寝てもすぐ夜泣きして起きてしまう。
そのことを周りの人に相談すると
「昼寝のさせ過ぎなんじゃない?」
「昼間、ちゃんと外で遊ばせてる?」
「子どもが眠れないなんてことある?うちの子そんなことなかったけど。」
育て方が悪いと言われているようで悲しくなるばかりで解決策は見つかりませんでした。
それはそうです。彼女たちはHSCを育てたことはないんだから解決策なんて知るはずもない。
当時はテル自身もHSCのことは知りませんでしたが、育児書や他人のアドバイスは当てにならないということははっきり分かりました。
それが分かってからは、解決策を外に求めるのではなく、自分の子をよく観察して子どもに合った育て方ができるようになりました。
すると、親も子もだんだんラクに過ごせるようになってきたのです!
個性に合った育て方をするとうまくいく理由
人はだれでも自分と違う資質を求められても困るしツラくなるばかりです。
例えば、ひとりでいることが好きなのにたくさんの人の中で楽しく過ごせと言われても楽しめませんよね。
子どもだって同じです。
ひとり遊びが好きなのに「子どもはたくさんのお友だちと遊ぶものだ」という思い込みで「みんなと一緒に遊んだら?」と無理やり人の輪に入れてもツライだけです。
さっきのうまく眠れないわが子の例でいうと、テルは「子どもはよく眠るのが当たり前」だと思い込んでたんです。
でも、うちの子は「過度な刺激のない一日」を過ごせなければ安眠できない子だということにあとから気づきました。
このように、親の期待や思い込みを捨てて、個性に合った育て方をすれば子どもは伸び伸びとその子らしく育つことができます。
【体験談】HSPがHSCを育てているわが家の場合
「大変ですね。でも、こういう子は6才過ぎたら楽になりますよ。」と言われたことがあります。
子育て支援施設でたまたま世間話をしたお母さんでした。
うちの子がかんしゃくを起こしている様子をみて、こう言ってくれました。
その方は3人のお子さんがいていちばん上の子がそういうタイプだったそうです。
でも、6才を過ぎたらとても素直ないい子になったと話してくれました。
それまで周りに理解されることがなかったのでとても励まされ、うれしくて胸が熱くなったのを覚えています。
実際、小学1年生ぐらいからうちの子も変わってきて、クラスでもみんなに頼りにしてもらえるようなしっかり者になりました。
そんなわが家でテルが心がけたことをご紹介します。
HSCの自己肯定感を高めることを子育ての第一目標にする
婚活中に自分の自己肯定感が低いと気づいたテル。
子どもを育てるときは自己肯定感が高くなるように育てようと決めていました。
具体的には「大好きだよ」「愛してるよ」などとそのままの子どもを愛しているということを伝えてきました。
毎日毎日、こういった言葉をかけ続けたおかげか、うちの子はテルに比べると自己肯定感の高い子に育っています。
HSCだった自分が母にしてほしかったように育てる
自己肯定感を高めるような言葉がけに加えて、子どものころ母にしてほしかったことをわが子に対してするように心がけています。
例えば、子どもが甘えてきたときはうんと甘えさせる、こちらが悪い場合は必ず謝るとか、そういうことです。
また、自分が子どものころにイヤだったことはその逆のことをするようにしています。
親の要望を押しつけない、危ないからと何でもかんでもダメだと言わない、などです。
親はよかれと思って「こうしたら?」とか「危ないからしたらダメ」とか言いがちですが、子どもからすると自分を否定されたような気持ちになってしまいます。
生活リズムを大切にする
それから、規則正しい生活が送れるように気を配っています。
わが家では、起きる時間や寝る時間、食事の時間を決めています。
もちろん、毎日決めた通りにうまくいくわけではありませんが、時間を決めておくことで多少時間がズレてもリセットしやすくなります。
そうすることで、HSCの大敵である睡眠不足が続く・・・なんてことはなくなります。
毎日同じリズムで生活することで突発的な出来事が苦手なHSCも安心して過ごすことができます。
個性に合った育て方をすることが大切
テルが子育てで気をつけていることは3つです。
- 自己肯定感を高める
- 自分がしてほしかったことを子どもにする
- 生活リズムを大切にする
幼稚園生活の前半1年半は毎朝「行きたくない~!」と泣きわめいていたわが子も、小学校に上がってしばらくすると自信を持って自分らしく生活できるようになりました。
持って生まれた気質が変わったわけではなく、もともとあったよい面が表に出てきたのだと思います。
その子に合った接し方をすればきっと子育てはもっとラクになりますよ。